ガイドブックが作成された背景には、既存住宅は「新築に比べ割安」などといったメリットがある一方、住宅の品質や性能等に不安を感じる場合も多く、安心して売買できる環境を整えることが必要となっているとの認識があります。

［ 概 要 ］

1. 「チェックリスト」として、売買にあたっての確認事項を提示
   土地や建物・設備の状態等に関する情報提供の基準となる４種類の「チェックリスト」を売主・買主の双方に示している。
2. 住宅履歴の備えと住宅検査の実施のすすめ
   住宅の品質やリフォーム等の履歴に関する情報を明らかにし、住宅の信頼性を高めるため「住宅履歴の備えと住宅検査の実施」をすすめている。
3. 不動産取引と契約に際しての留意事項の説明
   「重要事項説明書」の確認や、「土地・建物売買契約書」等の締結の際に留意すべき事項の説明。

会員各社におかれましては『安心して住宅を売買するためのガイドブック（戸建住宅編）』の内容を社内に周知いただき、実際の業務に役立てていただきたいと思います。 ■東京都都市整備局のホームページに全文が掲載されています。 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/