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トピックス 6月

第70回世界不動産連盟世界総会開催

 世界不動産連盟の第70回総会が、5月27日~5月31日、ロシア連邦の首都モスクワで開催されました。2012年のサンクトペテルブルグ総会に続くロシアでの開催となります。
 今回の総会には、日本支部から、中村裕昌日本支部会長(公益社団法人全日本不動産協会専務理事)を初め、総勢25名が参加し、当協会からは桑田専務理事(日本支部副会長)ほか事務局1名が参加しました。
 今回の総会のテーマは、「これからの不動産業界におけるデジタル技術(Digital Technology in Real Estate)」で、45ヶ国から450名が参加者し、開会に当たりFBK Grant Thonton社のSergey Shapigunov 社長(ロシアの経営者トップ1,000人にランキング)からロシアの不動産マーケット事情についての講演が行われました。
 そして、世界不動産連盟世界会長のWalid Mouss氏(UAE出身)から開会挨拶があり、続く基調講演では、世界的に有名なギリシャの経済学者で、Thought of Action社の創設者でもあるElen Panaritis氏(CEO)から「これからの不動産業界、建築業界のデジタル時代」に向けての不動産業界、建築業界の取り組み方について経済学者の視点からの講演が行われた。
 さらに、小尾敏夫早稲田大学名誉教授からも「デジタル産業革命(Industry 4.0=第4次産業革命)」について、不動産業界においてなぜIT産業革命が必要なのか、 またどのようなテクノロジーが必要なのか等についての講演が行われた。
 その後、両日に渡り、「都市とデジタルテクノロジー」、「デジタル建設テクノロジー」、「不動産教育とテクノロジー」、「ビッグデータ、BIMテクノロジー、ブロックチェーン」の講演、パネルディスカッションやワークショップ、そして「ロシア経済のデジタルテクノロジーへの変換の現状」の講演も行われた。
 閉会式では、次期世界会長のJordi Ribo氏(アンドラ出身)が挨拶し、抱負を語りました。来年度の総会は、2020年5月26日~30日にフィリピンのマニラで開催される予定です。
 

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