English

サイトマップ

お問い合わせ

トピックス 7月

理事長就任 記者会見

平成29年7月26日、理事長の記者会見を実施しました。理事長は、まず就任の抱負について、「良質なストックの増加に加え、既存住宅に対する消費者の価値観の変化、そして政策や、あるいは業界各社による既存住宅の安心を担保する取組などが相まって、既存住宅流通市場は徐々に拡大していくものと期待している。フローからストックの時代と言われて久しいが、いよいよ本格的にストックの時代になってきたと感じている。不動産流通業界にフォローの風が吹くなか、信頼産業として業界全体で『既存住宅流通へのシフトの流れ』をしっかりつくっていきたい」と述べました。
そして、当協会として力を入れるべき課題を、3点挙げました。 

不動産流通市場の活性化、円滑化を進めるための重要な活動として、政策提言と、その基となる調査研究にこれまで以上に注力していく。
昨年度は、政策提言につなげるための基礎調査として『住宅市場ポテンシャル調査』を幅広く実施した。今後、さらなる基礎データの充実と、その中からテーマを絞り込んで深堀調査を実施し、消費者ニーズを的確に把握した上で政策を考え、提言をしていきたい。
消費者から信頼される高度な仲介サービスを提供できるよう専門分野の研修にも新たに取り組み、営業従事者のレベルアップに力を尽くしていく。
近年ますます高度化する情報化の動きに伴い、消費者が期待するサービスの質も相当に高度化・多様化してきている。情報のフラット化が進む一方で、不動産という個別性の強いものを扱う私たちには、多様なニーズを汲み取り、専門スキルを活用しながら最適なマッチングを行うというビジネスのレベルを上げていくことが求められ、会員にさらなる自己研鑽の機会を提供していきたい。
情報化の時代にふさわしい不動産流通業のあり方について考えていく。
AIやビックデータの活用、IoT化などが進むなか、時代に即した消費者サービスの質の向上と不動産流通業界の生産性の向上とを同時に達成する手段として、最新の情報技術をどのように使いこなせばよいのか、会員と一緒に勉強し、知恵を絞っていきたい。

最後に、「課題山積の状況であるが、会員相互に結束し、不動産流通業の発展に全力で取り組んでいきたい」と述べました。

以 上

Copyright © 1997 一般社団法人 不動産流通経営協会 All Rights Reserved.