トピックス 5月

第６８回世界不動産連盟世界総会開催

　世界不動産連盟の第68回世界総会が、5月23日～28日、ピレネー山脈東部の小国家「アンドラ公国」において開催されました。アンドラ公国はフランスとスペインに国境を接し、面積468平方キロメートル、人口約７万人の小国ですが、100を超す国籍の方々が開かれた多様文化社会を形成し、そのアイデンティティー、歴史、特別な風土に誇りをもって暮らしています。
　今回の総会テーマは"Smart City, Smart Building"(スマートシティ、スマートビルディング)で、総参加者は約500名となりました。日本支部からは清水郁夫日本支部会長((一社)全国住宅産業協会/専務理事)以下40名が参加、当協会からも桑田日本支部副会長および事務局員1名が参加しました。
　開会式では、アントニ・マルティ首相の歓迎挨拶のあと、世界会長のキルコー・アジェルハニャン氏(フランス)、世界不動産連盟アンドラ支部長のホルディ・ヒボ氏による開催挨拶がされました。また開催挨拶に際し、清水支部会長をはじめ参加各国支部会長が順次登壇し紹介がされました。続いて、アンドラ公官庁経済のジョセフ・マリア・マッセ氏による基調講演が行われました。
　その後、開催期間中は総会テーマに沿い、不動産投資、都市開発等についての各フォーラムが精力的に開催されました。
　28日の閉会式では、次期世界会長のファルーク・モハムード氏(インド)が挨拶し、ビジョンや抱負を述べられました。