トピックス 9月
平成２７年都道府県地価に関わる理事長コメント
国土利用計画法による土地取引の規制を適正かつ円滑に実施するため、都道府県知事が毎年1回基準地の価格調査を実施し、その結果を公表しております。これは、国の行う地価公示とあわせて一般の土地の取引価格の指標ともなるもので、国土交通省より平成27年9月17日に発表されました。概要については、下記サイトにてご確認ください。
http://tochi.mlit.go.jp/chika/chousa/2015/00.html
「第１５回アジア・太平洋地域不動産会議（APREC）」開催
世界不動産連盟(FIABCI)主催による第15回アジア・太平洋地域不動産会議が、2015年9月10日～12日、アメリカ合衆国 ハワイ州ホノルル市において開催されました。日本支部からは、瀬川信義日本支部会長以下20名が参加、当協会からも 事務局員1名が参加しました。 開会式では、FIABCIアメリカ支部 APRECハワイ大会組織委員長のジョアン・サトー氏の挨拶、ホノルル市長 カーク・コードウェル氏の歓迎スピーチに続き、FIABCI前世界会長ロビン・ウオーターズ氏の挨拶が行われました。 開会式に続いて、英国王立チャータード・サベイヤーズ協会（RICS）の前会長であるスティーブン・Ｇ・ウィリアムス博士 による基調講演が行われ、その後、各国の不動産プロジェクトや環境等、様々な分野にわたるセッションが開催されました。 現在、ワイキキにおいてホノルル市営鉄道計画が進行しており、今回の会議の中心的なテーマである、交通機関と一体化し
た 地域開発(TOD=Transit Oriented Development)に関する「アジア太平洋地域TODサミット」においては、日本、シンガポール、 インドネシアから実例報告が行われました。 日本からは、(株)日建設計の横尾茂プロジェクト開発部門チーフプランナーが、東急線沿線の開発事例の紹介及びハワイと 日本の開発状況の比較について発表しました。 最終日には、アジア各国の不動産市場の現状報告が行われ、日本支部からは(一社)不動産協会大阪事務所の日下所長代理が 発表を行いました。 次回のAPRECは２０１７年に釜山（韓国）で開催される予定です。
