■ FRK既存住宅流通指標
既存住宅流通量:建物売買による所有権移転個数をもとに、個人及び法人によって取得された既存住宅総流通量の平成17年値、平成18年値の推計を行った。
平成18年の既存住宅流通量は520千戸であり、FRK既存住宅流通指標は28.7%と平成17年と同値となった。平成10年からみると一貫した増加傾向にある。
【既存住宅流通量とFRK既存住宅流通指標の推移】
※ FRK既存住宅流通指標:既存住宅流通量/(新築住宅着工総数+既存住宅流通量)
■ 市場で流通しうる住宅ストック量の推計
「市場で流通しうる」基準については、多様な基準設定の検討の結果、「居住面積基準」「耐震基準」「住宅設備基準(浴室の有無)」を用いた。
推計によると、平成15年時点における市場で流通しうる住宅ストック数は、約2,234万戸であり、居住世帯がある専用住宅戸数(約4,526万戸)の約49%となった。
【市場で流通しうる住宅ストック量の絞り込みフロー】
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