◆第38回定時総会開催

去る４月24日（木）、虎ノ門パストラルホテル葵の間（東京都港区）において、当協会第39回定時総会が、多数の会員の参加を得て開催された。 総会では、当協会の岩崎芳史理事長を議長として、平成19年度事業報告及び収支決算の承認、平成20年度事業計画（P２〜３に掲載）及び収支予算の決定のほか、役員の補欠選任が行われた。 引き続き、懇親会が同ホテル鳳凰の間で行われた。開会の挨拶で、岩崎理事長は「成約率の減少・販売在庫の上昇など厳しい状況の中、不動産流通業界はストック重視・環境重視の社会的要請への対応、消費者の安心かつ円滑な住み替えへの的確な対応が求められている。協会活動の一層の充実を図り、不動産流通市場の持続的な成長に向けて努力していく」と述べた。

国土交通省 総合政策局長 榊 正剛 氏 懇親会には、国土交通省の榊正剛総合政策局長にご臨席いただき、「不動産業は『生活総合産業』。都市の再生や地域の活性化に不動産流通業の果たす役割は大きい。住宅は大事な国民の資産であるという考えのもとに、既存住宅流通市場の更なる活性化を期待している」とのご挨拶をいただいた。 当日は、国土交通省・住宅金融支援機構・友好団体の幹部・報道関係者等、多数の来賓に出席いただき、盛会裡に閉会となった。

◆理事会報告

◆委員会・部会報告

3/6　企画専門委員会

「第４回流通促進研究会における検討状況について」「『既存住宅流通における消費者への情報提供のあり方』に係る意見書提出について」「第３回住宅履歴情報整備検討委員会における検討状況について」「住宅金融支援機構におけるフラット35に関する取り組みについて」

3/7　倫理紛争委員会

「平成20年度事業活動の基本方針について」「犯罪収益移転防止法等連絡協議会における検討状況について」「（社）東日本不動産流通機構倫理紛争委員会報告」「（社）首都圏不動産公正取引協議会事情聴取会報告」

3/14　賃貸事業ワーキング

「火災警報器設置の義務化について」「宅地建物取引業者（賃貸）に対する監督処分について」「あんしん賃貸支援事業の状況報告（神奈川県）」「『ヤフー不動産』賃貸リニューアル及び掲載情報のオープン化について（案）」

3/21　業務流通委員会

「第４回流通促進研究会中間報告書案について」「流通市場研究会における検討状況について」「第３回住宅履歴情報整備検討委員会における検討状況について」「住宅金融支援機構平成20年度事業計画案の概要及びフラット35に関する取り組みについて」「FRK既存住宅流通指標及び市場で流通しうる住宅ストック量の推計調査報告について」

3/21　研修部会

「19年度教育研修活動について」「20年度研修教育事業について」「人材育成検討委員会について（報告）」

3/24　運営委員会

3/27の理事会案件を先議

3/25　不動産売買契約書等標準化ワーキング

「改訂版FRK標準売買契約書解説書・FRK標準重要事項説明書解説書等の完成報告」「『物件調査実務ハンドブック（仮称）』作成の提案」ほか。

3/28　流通促進研究会

「中間報告書の配布について」「第３回住宅履歴情報整備検討委員会における検討状況について」「第７回流通市場研究会における検討状況について」「重要事項説明制度の合理化について」「今後の検討テーマについて」

4/17　不動産売買契約書等標準化ワーキング

「『物件調査実務ハンドブック（仮称）』作成の提案」ほか。

◆第３回事業委員会２部会合同部会開催

(株)東京カンテイ 中山 登志朗 氏

去る３月18日（火）、東京港区の虎ノ門パストラルホテルにて平成19年度第３回事業委員会「一般仲介部会」「法人仲介部会」２部会の合同部会を開催しました。 セミナーには、講師に(株)東京カンテイの中山登志朗 市場調査部上席主任研究員をお招きし、「住宅地価＆マンション市況について〜2008年度に向けての現状と課題〜」をテーマに、不動産市況の背景や今後の市場動向、立地と賃料の相関、属性の違いによるマンションの資産価値、マンションPER等について講議していただきました。 またセミナーに続き、懇親会も行いました。当日は約60名の会員にご参集いただき、盛況のうちに閉会しました。