FRK会報
会報No.88(2007年NOVEMBER)

流通市場研究会について

不動産流通市場の新たな課題を検討する「流通市場研究会」が発足し、活動を始めています。
国土交通省不動産業課では、不動産流通市場の新たな課題を幅広く検討する「流通市場研究会」を発足させました。同研究会では超長期住宅を実現するための制度が構築された場合、既存住宅の流通業務の運営において説明責任(重要事項説明等)の範囲などに大きな影響を与えることから、制度設計の検討とは別に、不動産流通に係る立場からその対応を検討していくとしています。

第1回(8月31日開催)

(1)住宅の履歴に関する情報提供の現状
  • 重要事項説明における説明
  • 売主等から提供される「付帯設備・物件状況説明書」による説明

(2)今後の進め方に関する確認

(3)フリーディスカッション

第2回(9月19日開催)

(1)住宅履歴書に関する取組事例の紹介

  1. 北海道宅地建物取引業協会が作成した家暦書「住まいル・アルバム」
    福屋 博明 北海道宅地建物取引業協会 理事
  2. 「ストック型社会に向けての住宅履歴整備」
    野城 智也 東京大学生産技術研究所 教授

第3回(10月10日開催)

(1)住宅履歴情報整備検討委員会について 

(2)住宅履歴書に関する取組事例調査報告について

(3)流通市場研究会における検討課題、論点について


[会報目次]
[第12回「不動産流通業に関する消費者動向調査」結果報告(概要)]
[「平成19年都道府県地価調査」についての理事長コメント]
[「消費生活用製品安全法の一部を改正する法律案」について]
[「不動産業における犯罪収益移転防止及び反社会的勢力による被害防止のための連絡協議会」の設立について]
[流通市場研究会について][平成19年度初任従業者教育研修 実施報告]
[FRKNOW][INFORMATION]