国土交通省不動産業課では、不動産流通市場の新たな課題を幅広く検討する「流通市場研究会」を発足させました。同研究会では超長期住宅を実現するための制度が構築された場合、既存住宅の流通業務の運営において説明責任(重要事項説明等)の範囲などに大きな影響を与えることから、制度設計の検討とは別に、不動産流通に係る立場からその対応を検討していくとしています。
第1回(8月31日開催)
(1)住宅の履歴に関する情報提供の現状
- 重要事項説明における説明
- 売主等から提供される「付帯設備・物件状況説明書」による説明
(2)今後の進め方に関する確認
(3)フリーディスカッション
第2回(9月19日開催)
(1)住宅履歴書に関する取組事例の紹介
- 北海道宅地建物取引業協会が作成した家暦書「住まいル・アルバム」
福屋 博明 北海道宅地建物取引業協会 理事
- 「ストック型社会に向けての住宅履歴整備」
野城 智也 東京大学生産技術研究所 教授
第3回(10月10日開催)
(1)住宅履歴情報整備検討委員会について
(2)住宅履歴書に関する取組事例調査報告について
(3)流通市場研究会における検討課題、論点について
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