世界不動産連盟(FIABCI)は、年に1度、総会を開催し、各国不動産業における諸問題に関する研究報告等を主目的とした講演、視察及び連盟運営のための会議を行っております。2007年の世界総会は、5月28日(月)より6月2日(土)までの6日間にわたり、スペイン・バルセロナにおいて「世界の不動産における金融と情報技術(IT)」をメインテーマとして開催されました。
バルセロナ総会には世界38か国・地域から約600名が参加、日本からは、当協会の岩崎理事長をはじめ総勢84名が参加しました。
5月31日、6月1日の両日にわたって、基調講演およびフォーラムが行われました。日本からは、山本常男・東急リバブル(株)IT推進部長が登壇し、「日本の不動産流通業におけるIT事情」について、日本の住宅市場動向を踏まえつつ、レインズの利用状況や不動産事業者のIT化への取り組み等を中心に講演、討議が進められました。そのほかにも、各種公開フォーラムや業務視察が行われました。
なお、次回総会は、オランダ・アムステルダムにおいて開催される予定です。
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