FRK会報
会報No.85(2007年MAY)

「次期ホームナビシステム基本方針」の中間報告

当協会では、ホームナビを立ち上げて10年を迎えるにあたり、ホームナビシステムの今後のあり方を含め、基本的な見直しを行い、次期ホームナビシステムの開発に向けた基本方針を策定すべく、第三者のコンサルティング会社に委託して、将来のホームナビのあり方について検討してまいりました。今般、「次期ホームナビシステム基本方針」の中間報告がまとまりましたので、以下にその概要を掲載します。
事業展開の基本方針
  • 次期ホームナビ事業では、従来のパブリック的な性格を継承し、公益性及び会員への利益に重点を置く。
  • 多くのポータルサイトと連携できるようにハブ機能の役割を優先的に果たす。
  • ホームナビは業界の代表でもあり、そのプレゼンスの向上及び来訪者の定着も図る。
  • 現行会費の維持を前提に、次期システム構築における機能強化は、会員全体のニーズを満たし、満足度の向上を図るとともに会員間の結束を堅持すべく、できる限り機能の強化を図る。
  • 経営資源の選択と集中を行うため、現行会費を前提に、プロモーションの効果が計れる仕組みを整備し、効率的に図り、ホームナビの強みを生かすプロモーション活動を行う。
  • 外部連携においては、3サイト(仲介・新築・賃貸)情報の一括提供を原則とするが、連携効果が明らかな場合に備え、今後3サイトの分割提供も検討する。

システム構築の基本方針

  • より多くのポータルサイトとスムーズに連携可能な情報ハブ機能の構築を優先する。併せて、戦略的に情報連携先を選定し、また連携の効果をチェック可能な仕組みを導入し、連携効果を高める。
  • 情報ハブ機能強化と表裏一体をなすものとして、データベース、データ転送など会員向け機能を根本的に見直す。
  • ホームナビのプレゼンス向上及び来訪者の定着を図るため、それに相応しい機能を効率的に構築し、トップページの使いやすさ、デザインなど画面構成を見直す。
  • コスト削減の視点を最優先し、ホームナビシステムと協会のホームページを兼用する。その際、コンセプトを分かりやすくするため、トップページのデザインに工夫をする。
  • グループウェアを活用するにはその機能・運用体制などの見直しが必要となる。投資効果を図るため、次期ホームナビ事業では、グループウェアを廃止することとする。
  • 携帯電話ユーザーのニーズが顕在化しつつあり、次期システム構築では、携帯電話対応可能とする拡張性を持たせ、携帯電話利用の方法・効果などの検証を行う。またその他顕在化ニーズも考慮し、今後複数画像や地図情報の掲載、動画の掲載など機能に対応するシステムの拡張性を確保する。

[会報目次][新理事長・前理事長挨拶][平成19年度事業計画]
[次期ホームナビ][レインズシステムの検討状況][平成19年地価公示]
[企画専門委員会][実力アップ講座][役員名簿][会員の皆様へのお願い]
[FRKNOW][事務局だより][会員だより]