『平成18年度版 不動産関係法令集』
不動産の健全な取引と宅地・建物の利用の促進のため、不動産関係の諸法令は必要不可欠なものである。
土地・建物等の不動産売買・貸借を行う場合、当然のことながら、業務に携わる者は広範な法律知識を有していることが要求される。さらに、これらの法律は複雑に関連しているので、正しい解釈のためには細心の注意が必要である。事実、関係法令をひとつ知らなかったために、事故や紛争を引き起こした例も枚挙にいとまがない。
そこでご紹介したいのが、この「不動産関係法令集」だ。本書は、不動産売買・貸借をする場合に知っておかなければならない法令を一堂に収録し、不動産取引の実務や不動産知識の研修に役立つよう編集されている。
近年、時代に即するよう不動産関係の諸法令が目まぐるしく改正されている。本書はこうした多くの改正を網羅し、平成18年5月1日現在の法令に準拠した“最新版”の法令集であるから、真に実用に資する一冊といえよう。「不動産取引に関わるすべての人に」とする本書は、不動産に関連する業務に関わる人はいうまでもなく、一般の消費者にも有意義な一冊となるはずだ。事故や紛争等を未然に防ぐためにも、本書を、「不動産取引の座右の書」として活用されることをおすすめする。
【本書の構成】
第一編 権利および権利の変動
第二編 法令上の制限
第三編 需給の概要と取引の実務
第四編 宅地・建物の価格の評定
第五編 宅地建物取引業法及び同法の関係法令
第六編 その他関係法
第七編 宅地及び建物に関する税
編者:(株)住宅新報社
発行所:(株)住宅新報社
定価:4,200円(税抜)
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