FRK会報
会報No.77(2006年JANUARY)

米国不動産市場とインターネット業界視察団の報告

当協会では、米国不動産市場とインターネット業界の動向を把握するため、視察団の派遣を行いました。視察団は、去る平成17年11月9日(水)から19日(土)までの11日間にわたって、ニューヨーク、ラスベガス、ロサンゼルスの3都市を訪問。米国不動産市場とインターネット業界の動向等を視察しました。参加者は、会員会社を中心とした9社17名でした。
【ニューヨーク】

「日本経済新聞アメリカ社」では、アメリカの住宅市場について説明を受けた。住宅市場は空前の活況であるが、在庫が増えているなど陰りが見え始めてきているとのことである。

「ニューヨークタイムズ」では、不動産広告を新聞とウェブサイトの両メディアで展開することで相乗効果をあげていること。そのことが、消費者や不動産業者から支持され実績につながっているなどの説明を受けた。

「ビューポイント社」では、高い動画技術に基づく動画広告について説明を受けた。

「センチュリー21 ケビン・B・ブラウン&アソシエイツ社」では、マンハッタン地区の不動産取引の状況やウェブサイト、ポスティング、新聞等の広告をどのように組み合わせて行っているのかの説明を受けた。

ビューポイント社を視察

【ラスベガス】

“ギャンブルの町”から“家族が安心して楽しめる町”への転換を成功させたラスベガスでは、市の都市計画に基づく町造りの状況や多様なテーマパークホテル等を視察した。
ラスベガスのホテル建設ラッシュ

【ロサンゼルス】

「ヤフーサーチマーケティング(オーバーチュア)社」では、不動産広告におけるオンライン広告の現状と今後の予測や、リスティング広告(キーワード広告)の有用性についての説明を受けた。

「ホームシーカーズ社」では、アメリカで成功している不動産情報サイトの技術や、不動産業者のウェブサイト向けのコンサルティング実績などについて説明を受けた。

また、ロサンゼルス市内やサンタモニカ、ビバリーヒルズ、ハリウッド等を視察した。

商業施設は、ウォルマートを視察した。

ロサンゼルスのディズニーランドにて
 

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