◆平成18年新年賀詞交歓会開催

後藤茂之 国土交通大臣政務官

新年１月６日（金）、当協会と(社)不動産協会の共催で「平成18年新年賀詞交歓会｣が東京都港区のホテルオークラで開催された。会場には、後藤茂之国土交通大臣政務官、扇千景参議院議長、中馬弘毅行政・規制改革担当大臣をはじめとする国会議員等の来賓のほか、二団体の会員多数が出席し新年を祝った。 まず、(社)不動産協会・岩沙弘道理事長が冒頭の挨拶を行い、「昨年は、ようやく土地デフレからの脱却の糸口が見えてきた。マンション事業の好調な推移、中古住宅・オフィス市場の成約件数の増加などに加え、地価の上昇傾向、不動産証券化も成長軌道に乗りつつある。

一方で、アスベスト問題や構造計算書偽造問題などが発生した。不動産業界はこれまで以上に企業の社会的責任を自覚し、住環境や都市環境の整備に努めていかねばならない。 本年も我々が取り組むべき課題は多岐にわたっている。住宅基本法の制定、建築確認・検査制度の改善等への対応、不動産証券化に関連する信託法の改正や投資サービス法制定などへの的確な対応。また、各種の税制や住宅ローン減税のあり方などについても改善に向けた活動を行っていく。都市再生事業や住宅投資をさらに加速することによって、我々も内需主導による本格的な景気回復に寄与していこう」と述べた。 その後、後藤茂之国土交通大臣政務官、扇千景参議院議長から祝辞をいただいた。 そして、当協会の三浦正敏理事長が「耐震強度の偽装という前代未聞の事件が発生したが、業界の一人ひとりが使命感を持ち、日々努力をしていくことが、信頼回復への唯一の道。真摯に対応を図っていこう」と挨拶。同理事長の音頭により乾杯し懇談に移った。 当日は約900名が参集し、盛会のうちに終了した。

当協会・三浦理事長挨拶

◆委員会・部会報告

10/20　不動産売買契約書等標準化ワーキング

「不動産業におけるアスベスト問題への対応」「定期借地権付建物売買契約書の検討」

11/4　企画専門委員会（臨時）

「不動産業におけるアスベスト問題への当協会の対応」「構造計算書偽造（耐震強度偽装）問題」

11/25　不動産売買契約書等標準化ワーキング

「改正不動産登記法検討分科会（吉澤司法書士による改正法に基づく登記手続きの説明等）」

11/29　研修部会

「平成17年度上期教育研修事業“実力アップ講座”の実施結果」「平成17年度下期教育研修事業“初任従業者教育研修”“近畿圏における実力アップ講座”“中堅営業管理職研修”の進捗状況」「平成17年度下期“実力アップ講座”の実施計画」

12/8　企画専門委員会

「不動産業におけるアスベスト問題」「構造計算書偽造（耐震強度偽装）問題」「不動産取引情報提供検討委員会」「銀行法改正による銀行代理業制度」「国交省社会資本審議会産業分科会不動産部会」「国交省国土審議会土地政策分科会企画部会不動産投資市場検討小委員会」「信託法研究会」「東京都高齢者等の新“あんしん入居制度”」「国交省高齢者の持家資産活用による住み替え支援委員会」「不動産賃貸業、賃貸不動産管理業等のあり方に関する研究会」「改正不動産登記法検討分科会」「マネーロンダリング対策」「不動産の表示に関する公正競争規約の全部変更」「エネルギーの使用の合理化に関する法律（省エネ法）施行令一部改正」

12/16　不動産売買契約書等標準化ワーキング

「定期借地権付建物売買契約書の検討」

◆安藝元副理事長、河津元専務理事が秋の叙勲受賞

今般、平成17年秋の叙勲において、永年の不動産業関係の功績に対して、11月３日付にて安藝哲郎元当協会副理事長（東急不動産株式会社 取締役相談役）が旭日重光章、河津四郎元当協会専務理事が瑞宝小綬章をそれぞれ受賞されました。 安藝哲郎氏は、昭和61年４月より平成13年４月まで15年間にわたり当協会の副理事長として、また河津四郎氏は、平成５年７月より平成12年７月まで７年間にわたり当協会専務理事として多大な貢献をされています。

安藝哲郎 氏 元当協会副理事長

[会報目次][年頭のご挨拶][国土交通省税制改正主要項目][税制改正要望実現総決起大会]
[不動産取引情報の提供のあり方][視察団の報告][習得研修会]
[中堅営業管理職研修][不動産の公正競争規約説明会][近畿圏実力アップ講座]
[会員の皆様へのお願い][FRKNOW][登録講習][書籍紹介][INFORMATION]